about jewellery

2015年10月 6日

宝石について

Hopespinel01
                                   (Photo: Bonhams)


宝石は地球の言語、地球からの応答なのだと、シュタイナーに詳しい友人が教えてくれた。それは、人間や生物の活動に呼応して地球が作り出すものなのだと。


その美しい考え方に深く共鳴する。美を祝福し、賞賛する人々の純粋なる求めに対する地球からのレスポンス。宝石は、所有を超える人類の共有財産だと思う。


地球と我々の肉体はマクロとミクロのような関係で、内側と外側とで呼応している。地球にあんなにも美しい宝石や鉱物が内包されているということは、わたしたちの内側にもそれと同じだけの美しさがあるということだ。誰しもがその内側にさまざまな宝石を内包している。それは、まさに奇跡だ。


地球に内包される奇跡も発見されなければ存在しない。鉱物として発掘され、削られ、磨かれて宝石となり、その美を喜び、賞賛する人々によって様々に価値を見出される。人の内なる宝石も、発掘するかどうか、研磨して美しい宝石にするか、それとも原石のままに愉しむかは、それぞれではあるだろう。


枯渇しそうでいて決して枯れることはなく、尽きそうでいて尽きない地球の奇跡は、もしかしたら、人類共通の喜びのために地球が用意してくれているのではなかろうかと妄想する。
一部に所有され、独占されるためではなく、広くわかちあわれ、賞賛され、喜ばれ、共に祝福される美の象徴としての、人類共通の夢としての宝石という奇跡。




画像の美しい薔薇色の宝石は、オークション会社Bonhamsのサイトにあった50.13カラットのスピネル。あの有名なホープダイヤと同じ持ち主が所蔵していたもので、人から人の手に渡った後、98年ぶりに姿を現したとのこと。9月24日にロンドンで開催されたオークションで落札されたのだとか。宝石は、物語とともに時を超えて世界を渡っていく。



| | コメント (0) | トラックバック (0)

エメラルドの夢

12107111_891368494283123_5683129972
                        (Photo:Sotheby's)   

エメラルドを見ると、なぜかエリザベス・テイラーを思い出す。


彼女が身に着けていたエメラルドとダイヤモンドのそれはそれは豪華なジュエリー(彼女が唯一2回結婚した夫リチャード・バートンから贈られたもの)は、確かブルガリのものだったけれど、こちらはハリー・ウインストン。11月11日にジュネーヴで開催されるサザビーズのオークションに登場するというネックレス。


いずれにしても、贅沢の極みとはまさにこのこと。


最近またエメラルドが気になって、時々身に着けている。とはいっても、小さなエメラルドとダイヤモンドが並ぶささやかなピアスだけれど。年を重ねるにつれ、惹かれる石も変化する。


クレオパトラが愛したとも言われる美しい緑の石。高い透明度と深くて鮮やかな色を有する最上級のエメラルドに、どんな夢と物語を描いてみようか。




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年10月 5日

Blue Moon Diamond

Bluemoonsquare480_3
                                 (Photo:Tino Hammid)



「The Blue Moon」と名付けられた世界最大級のブルーダイヤモンドが、11月11日にジュネーヴで開催されるサザビーズのオークションMagnificent Jewels and Noble Jewels」に登場するという。


12.03カラット、インターナリーフローレス、ファンシービビッドブルー。
まさに奇跡の美しさ。


宝石は、この地上の奇跡。
それは、地球からもたらされるこの上なく美しきメッセージ。






| | コメント (0) | トラックバック (0)