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2015年11月 8日

ジャン=クロード・エレナ『調香師日記』を読み返して

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エルメスの専属調香師ジャン=クロード・エレナ氏は、著書『調香師日記』の中で、ジャずの巨人ビル・エヴァンスについて触れている。


数々のビル・エヴァンス・トリオの中でも、私が最も好きなマーク・ジョンソンとジョー・ラバーバラとの演奏に言及した後に、「この〈色彩のある音〉を〈色彩のある匂い〉に置き換えられないものかと思う」と述べていて、強く共感する。


そう、色なのだ。
私もまたビル・エヴァンスの生み出す音の色彩に惹かれてやまない者であり、その色は私の中からうつろう水彩画のような香りのイメージを引き出してくれる。


今取りかかっている香りを作ったら、次は、まだ形にならないまま孕まれているいくつかの音楽(サウンド、音の色彩)から想起されたイメージを香りにしていこう。



ビル・エヴァンスのプレイは、繊細で、端正で、存在感と輝きを放っている。
                    ジャン=クロード・エレナ『調香師日記』より








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