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2008年3月

2008年3月27日 (木)

不思議な出来事

朝から勢い良く布団のシーツを引きはがし、気持ちよく洗濯機を回して 、軽く歌なんて歌いながらベランダで洗濯物を干していたら 、目の前を小さなおばあさんが右から左へと通り過ぎた・・・・ような気がしました。

「気がした」のは何故かといいますと、 そのとき私の視界は目の前がシーツで大きく遮られていたのですが、 右からやってきたそのおばあさんは、いつまでたっても左から出てこなかったのです。

「あれ?」と思ってシーツの向こう側を確認してみても、人影は見当たりません。 だけれど、確かに私の目は、腰の曲がったおばあさんがゆっくり歩く姿を捉えていました。 思い返してみれば、それは一瞬の映像、ただの幻影だったような気もしますが、 紺色の上着や茶色のスカート、後ろで結わえられた白髪、穏やかな横顔など、 その姿は幻覚にしてはあまりにもリアリティがありすぎました。

あれが一体なんだったのか、結局私にはよくわからないままです。 もしかすると彼女は、もう既にこの世にはいない存在だったのかもしれません。 あの世にいながら、未だこの現実世界を時々散歩しているのかもしれません。 なーんて、想像はいくらでもできますが、確実な証拠もなければ説明もできないのが事実です。

ぜんぜん怖くはありませんでしたから、そんなこと、どうでもいいことなんですけれどね。
ただ、もしかしたら私は、これまでにも同じように、この世のものではない(かもしれない)存在を 、そうとは気づかないまま、たくさん目にしてきているのかもしれないな、と考えました。
世の中、目に見えるものだけが確かなものだ、とは言えないということ。 科学や理論で確実に証明できる物事だけが、全てではないということ。 きっと世界にはまだまだ、想像もつかないようなことが、たくさんあるのだと思うのです。

でも、やっぱりなんだかちょっと奇妙な気分です。
あのおばあさんは、毎日ああやってお散歩してるのかしら。 温かくなってきたことですし、昔暮らした懐かしい町を、気分良く歩いていたのでしょうか。


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2008年3月22日 (土)

満月の日の再会

大阪に住む友人が、出張で東京に来るというので、久々の再会を果たしてきました。

彼を含む当時の仲間達とは、出会ったのも遊んだのも京都でした。当時はみな毎日のように飲み歩いていて、木屋町という繁華街にあった馴染みの店には、いつも同じ仲間が集まっていたものです。

あれからもう10年近くが経つとは、月日の流れは本当に早いものです。二人とも多少は大人になったのか、話す内容はそれなりにしっかりしてきたように思えましたが、そこにある安心感と、すぐ馬鹿話に流れてしまう傾向は、昔と全く変わりません。

久しぶりに飲むビールは、懐かしい友人との穏やかな時間のおかげで、体中に染み渡るほどの美味しさでした。小さめのタンブラーに入った生ビールニ杯ですっかり満足する私に、友人は驚いていました。それもそのはず、京都にいた頃の私は、いつも朝まで飲み続ける酔っ払いでしたから。

あの頃の私は、それなりに仕事もしていましたし、恋愛や趣味もそこそこ楽しんでいたはずですが、何かに夢中になったり、必死に取り組んだりしたこ とはなかったように思います。ただなんとなく仕事をして、帰り道には一人で飲みに出掛け、飲み疲れたら帰宅して眠り、朝が来ればまた仕事に出掛ける・・ただそ れを繰り返すだけの毎日。もちろん、仲間と共に馬鹿をやったり、いろいろと語り合っては互いを励ましあったり、楽しいこともたくさんあったはずなのですが、 一つ一つの記憶は色が薄くぼんやりしていて、はっきりと思い出せることが少ないのです。

10年前の私は今のように毎日を精一杯生きてはいなかったし、本気で日々を楽しんでいなかったのだなぁ、と今になって、その寂しさに気づかされます。当時の私は 様々なことに悩み、多くの関係性に苦しみ、現実と自己とのギャップにもがいていました。「苦しくて辛かった。」と一言で表すことができるのが、私の 20代です。

傍から見ればただ遊んでいるばかりで、やる気のない気楽な若者だったかもしれませんが、私は私なりに「自分はなぜ生きているのか。何を成せば良 いのか。」という人生のテーマに必死に取り組んでいました。そして、それを考えれば考えるほど、周囲との関係にばかり振り回され、才能も決意も持たないまま不 毛に流されていく己の無力さと不甲斐なさを痛感し、ただただ苦しむばかりでした。思い返せば、あの頃に味わっていた楽しさは非常に刹那的で、あれはいわば苦しい現 実からの逃避だったのでしょう。

ですが、ひそかに悩み、さんざんもがき苦しみ、時に刹那的な楽しみに興じ、時にはふさぎこんで無為な時を過ごしてきたことも、結局は全て良かったのだと、今はそう思えます。それは、年を重ねるごとに少しずつ、しかし確実に、生きることが楽になってきているという実感があるからです。

大きな悩みも無く、日々の糧に困ることも無く、余裕は無いけれどもそこそこの生活を保持し、人にも機会にも恵まれ、周囲に感謝し、毎日を真剣に楽しんでいる自分がここにいます。あんなにも探し求めていた「人生の意味」についても今は悩むことはなく、漠然とではありますが「自分はこう生 きる」という信念を持つこともできています。

年を重ねるということは、得ていくこと、増やしていくことではなく、むしろ、一つ一つ重い荷物を手放して、身軽になっていくことなのかもしれません。

10年後、今の自分を振り返って私は何を思うのでしょう。
友人と共に、変わらぬ笑顔で、過去の自分を笑える日がくるのを、楽しみにして生きていきたいものです。


 

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2008年3月20日 (木)

イベント開催のお知らせ

次回イベントのお知らせですbud0412front_2

◆The Colours and The Birdsongs◆

  Date:2008年4月12日(土)・13日(日) 
  Open:12:00~19:00 
  Entrance:Free

  ◇スティールパンライブ      原田 芳宏
  ◇オーラソーマ・カラーセラピー 吉田 りょうこ
  ◇写真展示             葭矢 崇司
  ◇アート展示            山口 裕子 


 春は変化の多い季節。Cb0412back_3
 カラーセラピーで今の自分を確認し
 色の力で前向きな気持ちを後押し
 してみませんか。
 セラピーの合間にはスティールパン
 のライブを行います。
 木の温もりとアロマの香りに包まれた
 優しい空間で、アートや 写真を眺める
 時間もゆっくりとお楽しみください。

 *オーラソーマ・カラーセラピーのみ有料です(予約可・先着順)
  ・初めて体験される方: ¥3,000/45分
  ・二回目以降の方: ¥2,000/30分 or ¥3,000/45分
  お問い合わせ・ご予約はこちらまで↓
  colours_and_birdsongs@yahoo.co.jp
  (お手数ですが送信される際に「@」を半角に変えてください。) 

  場所はこちら↓
  gallery okarinaB
  東京都文京区根津2-16-10
  ※千代田線根津駅1番出口より徒歩1分
  http://okarinabnews.seesaa.net/
  古き良き時代の日本の町並みが残る根津に
  ひっそりと佇む隠れ家のようなギャラリーです




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2008年3月15日 (土)

むらさきいろ

暖かくなってきたこともあり、少しずつですが
ベランダの植物を増やしています。 Photo_4
先週の日曜日には、信号待ちの間にふと目に入った「都忘れ」の鉢植えを買ってきました。

気づいてみれば、ベランダにあるのは紫色の花ばかり。偶然ですが不思議なものです。
そういえば小さな頃から私は紫色が好きで、お絵かきでも手紙でも使う色は必ず紫でした。

紫色は、気分を高揚させる赤と、神経を沈静させる青という相反する二色が入り混じった色。 それ故に、優雅で高貴な色である反面、不安や混乱というネガティヴな意味も併せ持ちます。

人は肉体の活動力が低下したり、精神的に不安定になると、紫色を捉えるそうです。 紫色=情緒不安定というイメージからか、例えば子供が絵などに紫色を多用するのは良くないことだと思われがちですが、紫色を選ぶのは、むしろ立ち直ろうとする意欲の現れです。

紫は心身のダメージからの回復を助けてくれる色・・・それと気づかずに紫色を集めていましたが、確かに私はこのところ体調が思わしくありません。ちょっと疲労を溜め込んでしまったようで、自律神経障害による低体温や貧血、めまい等の症状に悩まされているのですが、その上風邪までひいてしまってひどい状態です。歩くのすら精一杯で 息切れしながらも、なんとか用事を済ませた帰り道、思わず手が伸びたのが紫色の都忘れでした。

ここ数日、部屋の香りにはラベンダーの精油を用いていますが、ラベンダーもまた紫色の花。 ラベンダーの香りにもやはり、血圧を下げて呼吸を整え、神経の緊張や不安を和らげて気分を穏やかにしてくれるという、心身回復への効果があります。

身体の不調だけでなく、先のことをあれこれ考えて精神的にも揺れ動いている私は、無意識的に「紫色」の力を借りて、心身のバランスを整えようとしていたのでしょうか。

ちなみに、紫色には精神安定や身体バランスを整える効果のほかに、疲れ目の予防や目・耳・鼻のトラブルを改善する効果もあるとのこと。パソコン作業で疲れた時には、紫色の花を眺めるといいみたいです。

洋服などで着こなすのはなかなか難しい紫色ですが、生活にうまく取り入れれば、体や心のバランスを整えてくれる「癒しの色」として役立ってくれることと思います。

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2008年3月 3日 (月)

photosynthesis

二酸化炭素を吸い込んで Photo_3
酸素を吐き出す植物みたいに

耳に入ったネガティヴィティを
ポジティヴなものに変換する

そんな素敵な秘密の魔法を
手に入れるために生きている

今日の不安を
明日の希望に

私の悲しみを
誰かの喜びに

あなたの苦しみを
あなたの輝きに

まるで呼吸をするように
光合成をするように

いつも自然に
いつでも無理なく
そうありたいと心に誓う



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