悩みつつ、嘆きつつ
悩んだり、もがいたり、憤ったり。悲しんだり、怒ったり、嘆いたり。苦しんだり、痛んだり、沈んだり。辛ければ辛いほど、けれど、そこに生きているということを観てしまうというのは、結局のところ本当には悩んだり、苦しんだりしていないからなのか、はたまた体験がなまっちょろいからなのか。
案外、私は闘うことが好きなのかもしれない。誰かと競ったり争ったりするのではなく、自分自身の内面と、それが映し出す目の前の現実との闘いだ。辛い、苦しい、嫌だ、悲しい、そう嘆きながら、どこかで活き活きと闘っている自分がもう一人いるような、そんな気がする今日この頃だ。
どうしようもなく苦しいとき、どうにも救いがないようなとき、私はとにかく言葉を求める。今この瞬間の生を掬い上げてくれるような言葉を求める。自らの内に湧き出て止まない純粋感情をなんとか言葉にしようとしてもがく。そうして、のたうちまわりながら書いている時、私は私を忘れ、世界を忘れている。
よくよく周囲を見てみると、人が生きているということのその様は、みなそれぞれ。それぞれに滑稽で、それぞれに悲しく、それでいて、それぞれに活き活きとしていて、それぞれに面白い。人とはなんともおかしなものだなあと思う。
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